詳細設定
アプリの挙動をチューニングするための詳細設定を行います。
撮影領域の検出方法
撮影領域の検出方法を選択します。古い方式は非推奨です。
古い方式の検出方法を利用する場合は、以下のような条件においてフレームの切り取りに失敗することが多くなります。
- 背景や被写体の色の一部が、フレーム色に極端に類似している場合
- フレームの縦横サイズが極端に小さい、または極端に大きい場合
- フレームの一部または全体が視界から外れている場合
フレーム検出用のしきい値
フレーム検出用のしきい値を設定します。
この項目は古い検出方法を利用する場合に有効になります。
通常は変更不要です。
GPUやHMDの描画処理の違いでフレームが検出できない場合、しきい値を上げると問題が改善されることがあります。
画像の変形と補正を最小限にする
画像切り取り時のアフィン変換処理を無視します。デフォルトはOFFです。
ONにすると画質の劣化は抑えられますが、フレームが正確な長方形から歪んでいると切り取り領域が想定外に縮小・回転される可能性があります。
この項目は古い検出方法を利用する場合に有効になります。
不完全な枠線で画像処理を強制する
設定をONにすると、枠線の全体が視界に映っていない場合も画像処理を試行します。
この項目は古い検出方法を利用する場合に有効になります。
- 不完全な枠線を利用して画像の切り取り範囲を推測するため、切り取り精度が低下することがあります。
- 切り取り範囲の推測が不可能な場合は、VRビューの全体画像を画像処理/出力結果に用います。
トリガーとグリップの動作を入れ替える
設定をONにすると、VRHandsFrame上のトリガーとグリップの動作が入れ替わります。
ボタンとトリガーのタッチ操作を利用する
設定をONにすると、「グリップ」と「トリガー」の押し込みを利用する操作を「ボタン」と「トリガー」のタッチで代替することができます。
- グリップやトリガーの押し込み自体がVRゲームの主要操作と被ってしまう場合の回避策としての利用を想定しています。
- 一部のコントローラはハードウェアの仕様でタッチ操作には対応していません。
クイックモードを利用する
設定をONにすると、両コントローラのトリガーとグリップの同時押しでフレームの生成が開始するようになります。
デフォルト設定はOFFです。
- フレーム生成のためのジェスチャーが不要になりますが、VRゲーム中に誤動作が発生する可能性が高くなります。
- この機能を利用する場合はフレーム位置の調整中にモードの切り替えを行うことができなくなります。
フレームの生成サイズ を補正する
フレームの生成サイズを補正します。
この設定値を大きくするほど、両手の中点から近い場所にフレームが生成されます。
この設定値を小さくするほど、両手の中点から遠い場所にフレームが生成されます。
アバターの手にフレームが被ってしまう場合の回避策としての利用を想定しています。
OVRASの明るさ設定を無視する
ONにすると、VRHandsFrameの機能実行中は別のオーバレイアプリ「OVR Advanced Settings」のBrightness(明るさ)設定を無視します。
Steamストアで販売されているものが対象です。Github公開版アプリへの対応は未確認です。
VRChat向けOSCクライアントを有効化する
設定をONにすると、VRChatのテキストチャットボックスにさまざまなテキスト情報を送信することができます。
この機能を利用するためには、VRChat側のOSC機能も有効になっている必要があります。
画像共有用のPINを送信する
画像共有用のPINをVRChatのテキストチャットボックスに送信します。
デフォルトはONです。
翻訳結果を送信する
翻訳結果をVRChatのテキストチャットボックスに送信します。
デフォルトはOFFです。
2Dコード読み取り結果を送信する
2次元コードの読み取り結果をVRChatのテキストチャットボックスに送信します。
デフォルトはOFFです。
テキスト表示インターバル
翻訳結果が複数ページに渡る場合、各ページの表示インターバルを設定します。